スタッフインタビュー(清水恵)
(デイサービス管理者兼務)
を叶えてくれた場所
高校卒業後から介護現場に身を置き、ヘルパーや介護福祉士として働いてきました。長年介護の仕事に携わることで、日常生活を快適にするお手伝いはもちろんのこと、利用者さんの生活に深く入り込み、人生を最後まで見届けたいと感じるように。入居者さんの新しい人生を作るというSグランが、私の希望と合致していたため、ここで働くことを決めました。訪問ヘルパーやデイサービス管理者を経て、現在は施設長とデイサービス管理者を兼務しています。できるだけ長く元気に過ごしてもらうだけではなく、「最後にここで過ごせてよかった、いい人生だった」と利用者さんにも家族にも思ってもらえる施設を作るのが、私の役割。看取るのは何度経験しても慣れませんが、入居者さんの家族から感謝の気持ちを伝えてもらえたときは、この仕事をやっていてよかったなと実感します。
働きやすい環境は良い施設の必須条件
施設長という仕事は、利用者さんやその家族・スタッフ・会社と、様々な立場の意見を聞く必要があります。管理者として気を付けているのは、バランス感覚。もちろん最優先は入居者さんですが、スタッフが働きやすい環境であることも重要です。何か問題が起きたときは、まずはとことん聞き役に徹し、しっかり話を聞いたうえで判断するよう意識しています。多方面の相談を受けるため大変ではありますが、ひとつひとつ解消していくことがより良い施設を形作っていくので、やりがいは十分!自分自身が仕事をする上で大切にしているのは、元気でいることです。
相手を元気づけるには、まず自分が毎日を楽しんでいないと始まりません。でも、前向きなスタッフが多いから元気づけるつもりが、自分が元気づけられているという場面も多いんですけどね…。入居者さんやスタッフとのコミュニケーションのため、テレビや新聞、本など、常にアンテナを張り巡らせ、楽しいことを探すようにしています。
自分自身の成長が良い施設を作る
現在施設長2年生!判断力不足やミスもあり、自分に欠けているところもありますが、日々の経験を糧にして、もっと頼られる存在になるのが、目下の目標です。今強化したいのは、認知症のケアなどについての知識。入居者さんの状態に寄り添った対応ができるよう、施設として個人としてスキルアップしていくのが課題です。
施設長という立場だからこそ、自分が成長することが、スタッフの成長、ひいてはより良い施設を作ることにもつながると考えています。上司に相談することもありますが、一番の相談相手はずっと一緒に働いてきた施設の仲間たち。みんなで意見を出し合いながら、笑顔溢れる働きやすい施設を目指していこうと思います。