一人一人に寄り添いながら
病院以外で出来る看護を
訪問看護ステーション かがやき
看護師
辻居 美砂
もっとゆっくりと患者様やご家族と関わりながら看護を提供したい
以前は急性期の病棟で勤務していました。その時は常に検査や手術など時間に追われ、患者さんとゆっくり関わりたくても難しい状況があり、すぐに患者様の希望に対応できないこともありました。
そのため、やりがいを感じながらももどかしさを感じることが多々あり、もっとゆっくりと患者様やご家族と関わりながら看護を提供したいという思いが強くなりました。
結婚を機に広島に引っ越してきたため、転職活動をする中で、
改めて自分がどのような看護がしたいか考えた時に、住み慣れたご自宅で在宅療養をされている利用者様が安心して生活できるよう、一人一人に寄り添いながら看護を提供したいと思い、
訪問看護師として働くことを選びました。
ご家族ともゆっくりお話しを伺いながら深く関係を築く
私は、医療者としての理想を押し付けるのではなく、利用者様やご家族がその方らしく安心・安楽に療養生活を過ごすことができるよう支えていく看護がしたいと思っています。
訪問看護は長時間で関わることができ、利用者さんの思いを最大限に尊重しながら看護を提供できるところが魅力だと思います。
最初は受け入れていただけるか不安もありますが、長い間担当させていただくことで、症状の回復も見ることができて、感謝のお言葉をいただいたときなど、信頼関係を築けていることを実感し、とても嬉しく思います。
病棟では、コロナの流行などから面会制限もあり、ご家族と関わる機会も限られていましたが、ご家族ともゆっくりお話しを伺いながら深く関係を築くことができる訪問看護はとてもやりがいを感じます。
一人一人に寄り添いながらコミュニケーションをとっていきたい
訪問看護は基本的1人で訪問させてもらうため、緊急時は病院と違い1人で判断をして対応しなければならないことも多いです。
私はまだまだ経験年数が浅く、緊急対応など不安もありますが、先輩方は皆さん優しく、些細なことでもいつでも親身になって相談に乗ってくださるので、普段から情報共有を行い、適切にアセスメントができるよう心掛けています。
私が訪問させていただくことで、利用者様やご家族が笑顔になったり、安心できると思っていただけるよう、一人一人に寄り添いながらコミュニケーションを図り、日々訪問看護に必要な知識や技術の習得・向上に努めていきたいです。