自分自身の「自分らしさ」も磨き
一人ひとり大切に
訪問看護ステーション かがやき
作業療法士
岩本 友香
その人らしさを支援するスペシャリストの仕事に誇りをもって
私は転勤族で、幼少期から学校など環境が変わることが多くありました。環境が変われば別れもありましたが、新しい人に出会い、深い時間を過ごすことができました。
人に寄り添い、自分にできることは何かを考えるようになり、人との繋がりが私自身を成長させてくれました。その中で、人と深く関わり、心と体に寄り添い支えることができる仕事がしたいと思い、学生時代からボランティア活動に参加するようになりました。
この職を知ったきっかけは、高校時代の先生が作業療法士を紹介してくださったことです。
作業療法士について調べる中で、その人らしさを支援するスペシャリストの仕事に憧れを抱き、作業療法士を目指すことにしました。
感謝の言葉をいただき、仕事に自信が持てるようになりました
私は作業療法士として病院で約４年間勤務し、
その後、現在の訪問看護ステーションかがやきに入職しました。現職では利用者様のご自宅へ伺う訪問リハビリ業務を中心に行っています。
病院でのリハビリとは異なり、利用者様の大切な人生の一部分に関与させていただき、利用者様だけでなく、ご家族やサポートする方々と関わりながら生活の中で介入できることで、
より深い支援が可能となります。
一緒に自宅の畑で作業をしたり、調理の練習をしたりと、
実践的でその人らしいリハビリを提供できること、
そして訪問時に利用者様やご家族から直接感謝の言葉をいただけることが、私にとって一番のやりがいです！
様々な場所で、作業療法士の活動の場を広げていきたい
私は関わらせていただく方が「自分らしく」日常を過ごせるように支援することを、作業療法士を目指した頃から大切にしています。
また、他者だけでなく自分自身も自分らしくいることで、
他者に対してもその人らしい関わりができるため、
自分自身の「自分らしさ」も磨いていきたいと思います。
「作業」は生きていく上で誰もが必要であり、一人ひとり大切にされる「作業」は異なります。
多くの方の「作業」を知り、支援していきたいと考えているので、今後は様々な場所でマルチに働き、作業療法士の活動の場を広げていける作業療法士になることが私の目標です。
